遺 跡

サルデーニャは考古学好きな方にはたくさんの見所があり、すごく興味深いところです。
島を車で走っているとあちらこちらに遺跡が見られます。代表的なものは先史時代の石の建物、ヌラーゲ。
ネクロポリス(共同墓地の遺跡)、町の遺跡など。島の歴史を見て回りましょう。
Monte d'accordi1(サッサリ県オッターヴァ)
祭壇、集落、お墓からなる考古学遺跡。ヨーロッパ唯一のジグラット(古代メソポタミアにおいて、日乾煉瓦を用い数階層に組み上げて建てられた巨大な聖塔)。”階段状の寺院”と呼ばれる切頭ピラミッド。Monte d'accordi2(サッサリ県オッターヴァ)
祭壇以外にも月や太陽を象徴すると思われる球状の石の遺物や儀式(祭壇は神と人間の出会いの場と考えられていた)の際に生贄とされた動物の蓄積物の遺物なども見られる。Sant'Andrea Priu(サッサリ県ボノルヴァ)
島で最大かつ重要な墓地遺跡。墓地がある尾根の上に立つ”鐘楼”と呼ばれる雄大な岩。その形が頭を切り取った雄牛に見えるため後に”聖なる雄牛”と呼ばれるようになった。Nuraghe Losa(オリスターノ県アッバサンタ)
海抜300mの玄武岩の台地に位置するヌラーゲ。全体的に玄武岩で造られた建物は中央の塔と三葉の砦で構成され、要塞の外壁とさらに大きな壁により防御されており、中にはいくつかの小屋も見える。Santa Cristina(オリスターノ県パウリラティーノ)
地理学上にも考古学上にも非常に珍しく重要な“聖なる井戸・サンタクリスティーナ”は神殿として地上に掘られた円錐型の穴で巧みに玄武岩を用いて回りを囲んであり、その規模・保存状態はヌラーゲの中でも完璧なものとされている。Tomba di Gigante Su Cuaddu 'e Nixias2 (南サルデーニャ県、ルナマトローナ)
Su Cuaddu 'e Nixiasというのはサルド語でニクシアスの馬、の意味で伝説によると馬を繋いでおくための穴が碑の上にあいているからだとか。しかしこれは定かではない。Tamuli(ヌオーロ県マコメール)
3つの巨人の墓、ヌラーゲ、集落が集まった考古学エリア。ひとつのお墓に並行して6つの円錐曲線の信仰石があり、そのうち3つはふたつの突出した乳房で女性を現している。つまり3人の男性と3人の女性により種の継続を保証する神性を表現していると考えられている。Su Nuraxi1(南サルデーニャ県バルミニ)
1997年にユネスコの世界遺産に認定されたヌラーゲの集落。紀元前16世紀から14世紀にかけて造られたと言われている。最も古い遺跡だが、最良の状態を保たれており、中央部分は4つに分かれた城壁とそれらに囲まれた井戸(くぼみ)と中庭を持つ中心の塔の5つから成り立っている。Su-Nuraxi2(南サルデーニャ県バルミニ)
1997年にユネスコの世界遺産に認定されたヌラーゲの集落。紀元前16世紀から14世紀にかけて造られたと言われている。最も古い遺跡だが、最良の状態を保たれており、中央部分は4つに分かれた城壁とそれらに囲まれた井戸(くぼみ)と中庭を持つ中心の塔の5つから成り立っている。Su-Nuraxi3(南サルデーニャ県バルミニ)
1997年にユネスコの世界遺産に認定されたヌラーゲの集落。紀元前16世紀から14世紀にかけて造られたと言われている。最も古い遺跡だが、最良の状態を保たれており、中央部分は4つに分かれた城壁とそれらに囲まれた井戸(くぼみ)と中庭を持つ中心の塔の5つから成り立っている。Pranu-Muttedu1(南サルデーニャ県ゴーニ)
面積およそ20万平方メートルある考古学的複合公園。メンヒル(細長い柱状の巨石を立てたもの)とメガリス(巨石遺跡)がペアやグループで様々なところに分布されており、その数はおよそ60と他に類を見ないほど多い。Pranu-Muttedu2(南サルデーニャ県ゴーニ)
面積およそ20万平方メートルある考古学的複合公園。メンヒル(細長い柱状の巨石を立てたもの)とメガリス(巨石遺跡)がペアやグループで様々なところに分布されており、その数はおよそ60と他に類を見ないほど多い。Antas1(南サルデーニャ県フルミニマッジョーレ)
最初はカルタゴの神、戦士、狩人、続いてヌラーゲの神(Sardus Pater)が崇められいた神殿。現在の神殿は1836年にラ マルモラ将軍により発見、1967年に修復されたものであるがそれ以前の神殿も2世紀にエジプトの地理学者トロメオにより言及されており有名であった。Show More