*この記事は以前のブログに加筆したものです
'16.5月
360回めのサンテエフィジオ祭り、ここんとこほぼ毎年行ってるしなぁ、と思いつつ
やっぱり来てしまった 笑
今さらだけど簡単にこのお祭りについて。。。
1657年、短期間で1万人もの死者を出した伝染病ペストが突発したことから始まり、
カリアリの人々がサンテエフィジオにペストの終焉を祈願したところ、1年に一度、
祈願のための厳粛な式を行うことを約束すれば叶えられるだろう、と。その後、
奇跡的にペストが終焉、聖人の守護に敬意を払い、5月1日にお祭りを行うように
なったと言われている。
お祭りは牛車-トラッカス-の行進と各地方に伝えられた花を撒き散らすことから始まり、
続いて伝統衣装を身に着けたサルデーニャの各地方の代表者による行列、すぐ後には
馬に乗ったたくさんのグループの行列、このお祭りを仕切っている人々と共に司祭、
聖エフィジオの信者会のメンバーの行列が続く。そしてようやく最後に聖人の像を
乗せた金の幌付き馬車がマリーナ地区、スタンパーチェ地区を行進した後に現れ、
徒歩の信者に続きノラへと向う。。。
ここ何日か暑いのか寒いのかわからない変なお天気が続いていて、今日も風が強く、
日陰は肌寒いぐらいだったものの、ほんの少ーし霧雨のようなものが落ちてきたけど
幸い市内を練り歩くあいだはまずまずのお天気で今年もたくさんの人、ひと、ヒト。
ちなみに1日の華やかなパレードもいいけど、ノラから帰ってくる4日の夜は厳かな
雰囲気でこっちもかなり見応えがある。機会があればぜひご見物を!
#サンテエフィジオ #お祭り #カリアリ #伝統衣装 #パレード