'17.8月
レデントーレ(救世主イエスキリスト)
19世紀の終わりに教皇レオ13世が特別聖年(大赦の年)の際に新しい世紀の繁栄を望んで
それぞれの世紀のキリストの救い主と教皇レオ13世の功績を讃えるためのレデントーレ
像をイタリアの19以上の地方の山頂に設置したいと表明。
それを受けたサルデーニャでは人々の信仰の深さ、寛大さにより像の建設に必要な資金を
集め、1901年8月29日にヌオーロのオルトベーネ山の頂上にレデントーレのブロンズ像
を奉安することが出来た。
お祭りはそれを記念して毎年8月末の10日間ほど行われるようになった。もともとは8月
29日の早朝に大聖堂からレデントーレ像をミサのあるオルトベーネ山まで運び、その後
午前中に町を行進、午後からは踊りあり歌あり、のお祭りだった。しかしこの何年かは
宗教行列とオルトベーネ山まで登る日は分けて行われている。
伝統衣装を着けた人たちが練り歩く、というのはほぼどのお祭りでも同じなんだけど、
レデントーレ祭が他のお祭りと違うのは行列の最後に参加した町の女性たちがひとりずつ
一緒に何組かのグループに分かれて行進するとこ!衣装の違いがよくわかって楽しめる。
8月の暑〜いときのお祭りなので厚手の伝統衣装を着けて練り歩く、というのは大変だと
思う。けど暑い中、見物しているこっちも大変だよー😅
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