諸聖人の日と死者の日

 11月1日は諸聖人の日で休日。あくる日の2日は死者の日で亡くなった人を弔う日、

 休日ではないけど、学校などお休みのところが多い。1日は教会、2日はお墓参りに

 行く日という感じ。


 この時期のお菓子がパバッシーニ。地域によってちょっとずつ材料や作り方が異なるが

 ナッツ類や入るのはどこも一緒。


 今年はルチアのとこに居たのでルチア(オリエナ)のパバッシーニ。ごくごくシンプルな

 レシピ、小麦粉・アーモンド・クルミ・卵・レーズン・砂糖・BP・牛乳少々・オイル。

 全部一緒にボウルに入れてコネコネしたあとは生地を台に移してよ〜くこねる。

 まとまったら少し寝かせてから綿棒で伸ばしてひし形にカットして天板に並べて後は

 焼くだけ。なんだけど、ここはさすがルチアんのトコ、石窯で焼くんだよねー。

 ホントはパンを焼いた後の少し温度の下がった窯がいいんだけど、今回は湿らせた布で

 温度調節してたよ。


             裏も焦げずにいい色ついたよね


 普通は冷めたらアイシングするんだけど、ルチアは甘すぎるからそのままが良いって。

 私もアイシングしてない方が好きなのでついつい手が伸びちゃったー 笑


 

 もうひとつ、この時期に食べられるのがSuppa Cuata、パンにブロードを染み込ませて

 チーズをかけてオーブンで焼いた料理でガッルーラ地方のズッパ ガルレーゼというのが

 有名だけど、これも地域によってレシピがちょっとずつ異なる。


  使うのは外がパリッ、中がふわっとしたコロナ(😱! 王冠の意味 笑)型のパン、薄く

  カットしてミートソースを敷いたオーブン皿に敷き詰め、上からもミートソースをかけ

  すりおろしたペコリーノチーズを乗せて再びパン、ミートソース、チーズ、、、

  そこへブロード(伝統的なのは羊のブロードだけど、重いので好みのもので)を注ぎ

  好みで再びチーズを振り、オーブンで焼き色がつくまで焼き、出来上がりー!


 すりおろしたチーズしか使わないので思ったより重くなく、ミートソースのトマトの

 酸味でペロッといけちゃう。パンも表面の硬いトコの歯ざわりが残ってて美味しい!


 本来ならテーブルにこの料理の他、ハムやチーズの盛り合わせなどを並べてご先祖様

 (死者ね)を迎える、ひいてはご近所さんや来た人たちに振る舞うそう。ただ今年は

 コロナのせいで人を招くわけにはいかないよねー😓  









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​Profilo

’03年よりサルデーニャに移住。家庭料理や食材探求を続ける傍ら”食”をテーマに現地の旅行、視察、料理教室などをコーディネート

著書に"家庭で作れるサルデーニャ料理"(河出書房新社)

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