アフリカ大陸に面しているサルデーニャ最南端スルチス地方の町、サンタディ。
この町で毎年8月の第一日曜日にスルチスの伝統に従って、最も古い宗教的儀式で
あるモーリタニアの結婚式が再現される。
1968年から行われ、今年で50回めになるが、なぜにサンタディでモーリタニア
-アフリカ-の結婚式が行われるのか?恐らくスルチスの海岸に上陸し、サンタディを
訪れたアフリカの人々に関連しているのでは?と言われている。
ちなみに再現ではあるけど結婚式は本物。毎年約6組のカップルがこの結婚式を
行う候補に上がり、その中から1組が選ばれるそう。今年は2歳の女の子がいる
若いパパとママのカップル。
結婚式当日の4日前から飲めや歌えや、の様々なイベントが行われ、クライマックス
式の当日は朝8時から民族博物館での新郎新婦の着付けから始まり、島中からお祝いに
駆けつけた(という体裁の😆)民族衣装をつけたグループに先導されて儀式が行われる
教会まで町中を練り歩いて行く。。。
という結婚式にずーっと行きたいな、と思いながらもなかなか行けなかったので
今年こそは!と新郎新婦の着付けに間に合うように、と早起きして行って来た。
新郎新婦それぞれ着付けをしてもらっていた。 その間、新郎新婦が出てくる
民族博物館の入り口やパレードが行われる通りの家の窓にも飾り付けが。
新郎新婦の先導をするラウネッダス(形状が異なる3本の葦で作られた伝統楽器)の
グループも新郎新婦の着付け中、予行練習。
左端の写真は新婦とエスコート役のお兄さん?新郎は3枚めの写真の左端、母親と。
パレードの始まり、、、と思いきや、ホントのパレードが始まるのは新郎新婦が
お祝いグループのいるところまで辿り着いてから。
新郎新婦が着くまで待ってるグループの人たち。暑い中、冬装束だよ😓(左端)
頭に嫁入り道具の織物やクッション😳入りの籠を乗せた女性たち(右2枚)
民族衣装のグループの後は馬に乗ったグループ。ようやく最後に着飾った牛車。
牛車は4台でまずは新婦と家族、次が新郎と家族。続いて新婦の介添え人と
新郎の介添え人。
町の中心、教会近くには50回めの飾り(左端) パレードが終わって寛ぐグループ(中2枚)
この祭壇で結婚の儀式が行われる(右)
しかし、何を間違ったのか、パレードが終わった時点ですっかり終わった気分、
儀式を前にして帰って来てしまった😖😱😭 これぞまさに、後の祭り。。。
また行かなくては!と固く誓ったバカな私😅
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