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’03年よりサルデーニャに移住。家庭料理や食材探求を続ける傍ら”食”をテーマに現地の旅行、視察、料理教室などをコーディネート

著書に"家庭で作れるサルデーニャ料理"(河出書房新社)

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カンデリエーリ祭 '17

最終更新: 2018年9月10日

*この記事は以前のブログに加筆したものです


'17.8月

  -カンデリエーリ(ろうそく祭り)-

  起源は13世紀後半、サッサリがピサの支配下にあった当時の8月15日の

  聖母被昇天の前夜にピサから燭台を貸し出すように申し出があったことに遡る。

  と共にその後16~17世紀頃にペストの流行により多くの犠牲者が出たときに

  それがなくなるようにと願かけとして1580年8月14日8つのグループが聖母

  ベツレヘム教会まで燭台を持ち込んだところペストが終息、それに感謝して

  毎年行われるようになった、とのふた説ある。どちらにしてもサッサリ人の

  精神と伝統を引き継いた盛大なお祭りとなったわけだ。


  年によって参加する燭台の数は増えたり減ったりすることもあるが10前後の

  グループが参加し、基となる300Kgもあるかと思われる巨大な木製の燭台に

  思い思いに飾り付けをしてまずは出発点となるカステッロ広場まで6人ぐらいで

  担ぎ込む。その周りには先導する者や正装した仲間も連なり、音楽に合わせて

  ステップを踏みながら運ぶので出発点にたどり着くまでも大変だよー。


  お祭りの始まり時間は書いてあっても時間通りに始まることはまずない 笑

  サルデーニャなのに!出発時間の18時前には今年の参加グループの燭台11台が

  ちゃんと勢揃い、時間になったら楽団の音楽に続いてグループが順番に前に

  進んでそれぞれに踊ったりパフォーマンスを披露、もちろん燭台を担いで、だよ。

  担いでる筋骨隆々の逞しい男性たちは汗だくもいいとこ、かっこいいー😍

   燭台を担いだ男性たちの前を歩くのはそれぞれのグループの代表者たち、

   もちろん?男性だけ。。。衣装がなんか可愛い。

   最初はテープを止めてあり、途中でテープを解放して仲間に引っ張ってもらって

   燭台に巻きつけるパフォーマンスあり。。。 


 全てのグループがカステッロ広場を出発したのは19時半頃、その後も燭台を担いで

 踊りながら町を練り歩き、聖母ベツレヘム教会に辿り着くと24時近くになるそう😖 

 そりゃあそうだよねー、担ぐだけでも大変なのにパフォーマンスもするんじゃあ

 なかなか前に進まんわ😓 私たちを含む多くの見物者は出発地点のパフォーマンスを

 見たら帰っちゃうけどね~😅

  

 ちなみに今年参加のグループはFabbri(鍛冶屋), Piccapietre(石屋), Viandanti(行商人),

 Contadini(農夫), Falegnami(建具屋),Ortolani(青物商), Calzolai(靴屋),Sarti(仕立て屋),

 Muratori(左官屋), Massai(農園主), Macellai(肉屋)。

 現在のグループメンバーは創設者を受け継いだ人たち。

 2013年にユネスコの無形文化財となっている。


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